嗚呼...僕は落ち葉だらけの道をただひたすら歩いた
無駄に落ち葉を踏む くしゃっと音がする


まるで僕の心のように誰かに踏みつけられてるような

冬に近づいてゆく秋 僕は何をしただろう
呼吸して、自然の匂いを嗅いで、葉が枯れていくのを見た
人は枯れないのかな 枯れてまた新しい芽を出さないのかな

僕は今枯れてるのかな
新しい芽は出さないまま枯れて終わってしまうのかな

いつものように落ち葉だらけの道歩く
君が居た 落ち葉に混ざって君が居る
肌寒い夕暮れ 君の長い睫毛が風に揺れている
次に見た時は風と一緒に消えていった君

おかしいな どうしてだ あの道に行くように足が動く

ベンチに座って笑う君 微笑み返す僕
喋らない 喋れない だけど何だか気持ちが良い


葉が枯れて 雪が降って 落ち葉もなくなり 積もる雪
それでも僕 会いたくて いつものように あの道行く
君が居た それは確か
寒そうな手を隠す君は どこか少し綺麗で
寒さなんか感じない 逆に頬が紅くなる


五時はもう真っ暗で 君を家に送る僕が居たんだ
寒そうな手を僕は握り 左のポケットに入れた
君はただ黙ったまま 可愛い頬を紅くして
風と一緒に消えていった


次の日も その次の日も 君はあの道には来ない
僕はただ呼吸をした そしたら君の匂いがした
だけど君は 何処にも居ない だけど近くに居る気がしたんだ

何故か今 最近なのに 今までの事が昔の事に思えてきた
忘れない 忘れたくない この道はの事忘れない

僕は今この道に風と一緒に春を運んできた気がした
そして新しい芽を心に生やしたんだ


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なんか良いよねぇ・・・こーゆーの。

















































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